6月に入り、暑い日も増えてきましたが、皆さん元気にお過ごしでしょうか。
さて、私は30年以上前からずっと折り紙が好きなのですが、「折り紙」と一口で言っても皆さんもご存じ「折り鶴」だけではありません(因みにこのような、古来から伝わる折り紙を「伝承おりがみ」と呼びます)。折り紙の世界はもっと奥が深く、もっとリアルな形をした動物や、複雑な昆虫の折り紙などあらゆるものが折られています。また、私が折り紙にハマりだした30年以上前の時点でOrigamiは既に国際的な認知を得ていて(もちろん、興味がある人たちの間で、ですが)、John Montroll氏やRobert J Lang氏など、業界では有名な方が創作した折り紙の本をアメリカから取り寄せて買っては夢中で折ったりしたものでした。
折り紙マニアの間では、紙をハサミで切ったり糊で貼ったりするのはご法度です笑。一枚の正方形を「折る」だけで作られる無限の世界にロマンがあるのです。
折り紙は、頭の中と手先に神経を集中する作業で、ある種「禅」のような心理的効果があると思うので(上手く折れずにイライラすることもありますが笑)、おススメです。今では本だけでなく、ネット上にあらゆるチュートリアルが動画も含め出回っているので、折りたいものを探すのも簡単になってきました。そんな感じで今後も世界にOrigamiが広まっていくことを願っています。
それでは、今月号でもクールな日本文化を世界に発信していきましょう!